親権をとれなくても、子供と共に生活出来る!そのカギとなる監護権について

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30歳の時に離婚した女です。結婚7年目、交際期間含めると8年目で離婚。離婚時子供は3人(0、2、5歳)いました。離婚した一番の理由はギャンブル、浮気です。離婚してよかったことは定額の養育費が振り込まれ生活が安定した点と元夫家族との同居が解消され精神的に楽になったこと。逆に大変だったのは「子供3人の子育て、家事と仕事の両立」です。離婚して後悔ありません。

あなたは今、お子さんがいるのに、離婚を考えていませんか?
でも、もし離婚したら、「親権」はどうなるのだろうか?と、お悩みの方もいらっしゃると思います。

私も、離婚が目の前に迫った時、一番に心配したのは、親権のことでした。

どうすれば親権を得られるのか?
そして、聞きなれない「監護権」、「面会交流権」とは何なのか?

実際に離婚に至らないと、分からないことばかりです。

そこで今回は、「離婚時に、親権は絶対に譲れない!」とお考えの方の為に、私の実体験を交えながらお話しします。

親権争いという悩みを解決して、離婚後も、お子様と一緒に過ごせる方法についてです。

親権とは?

親権」とは、どういう事かと言いますと、「未成年の子を監護、教育して、その財産の管理を行う権利、義務」のことです。

例えば、親権者は、子供の身の回りの世話をする人である。というのは、皆さんすぐに思いつくことかと思います。

他にも、子供に教育を受けさせ、日々のしつけを行い、そのお金の管理をする。そして、子供がアルバイトできるような年齢になれば、その仕事に許可を与えるというのも、親権者が行える権利です。

婚姻期間中は父母ともに、その親権を持っています(共同親権)。
でも、離婚となると、どちらか片方の親が親権者になることになります。

実は【離婚届】に、この親権者を記入する必要があるので、「とりあえず」といった曖昧な状況では、離婚することすらできません。

話し合いが未解決なのに、「仮に」と離婚届に親権者を記入してしまったら、後から変更するには、家庭裁判所の許可をとらなくてはなりません。面倒な手続きが必要になりますので、ここは慎重に決めましょうね。

※ちなみに、子供が20才以上の時や、未成年でも結婚していると「成人」とみなされるので、親権を決めなくても大丈夫です。

我が家の親権が決まるまで

私の離婚時のことです。ひやりとしつつも、私は無事に親権を獲得できました。
そんな実体験のお話を、一つしますね。

当時、生まれたばかりの0歳児と、2歳、5歳の男の子がいました。
親権のことだけに限定して言いますと、夫はその当時、浮気相手の愛人に夢中で、わが子に興味はありませんでした。そのため、離婚についての話し合いの時、親権についてはすんなり、妻の私が持ってよいと承知してくれました。

ただ、当時、私たち夫婦と同居していて、隠居の身であった義父母が「長男は置いていけ」というようなことを、横から言い出しました。「女一人で、子供3人を育てるのは大変だろう。●●(夫)に稼ぎはあるし、自分たちが家に常時いるし、一人くらいこっちで育てられるから」と言うのです。

冗談じゃない!

私は思いました。
そもそも、離婚に至ったのも夫が原因です。夫が家族より、愛人を選んだのです。
それなのに、自分がお腹を痛めて産んだ子供たちを、他の女性にうつつを抜かしている夫に渡せるでしょうか?いえ、絶対に考えられません。

しかし、一抹の不安がありました。事実として、その時、専業主婦だった私には収入がありませんでした。そして、引っ越し先の決まらない私より、夫側につけば、いま住んでいる家から子供が引っ越さずに済みます。同居している義父母に子供はなついていて、その義父母も子育てに協力的です。

更には、長男の小学校入学も、もう目前でした。

総合的に考えて、裁判で本気で争ったら負けるのではないかしら?と、私は不安でした。

そこで私は、義父母が、優しい夫の情に訴えて、これ以上の泣き落としをかけないよう、早々に夫婦で公証役場に行きました。そこで、「子供3人の親権は妻のものとする」という公正証書を作ったのです。

そのことを後から知った義父母は、地団駄を踏みましたが、後の祭りです。おかげで私は、離婚後も子供と一緒にいられると保証され、ようやく安心することができました。

監護権を得て、子供と一緒に過ごす方法

【 監護権とは 】
親権の中の「身上監護権」のことを指します。
親権は「財産管理権」と、「身上監護権」の2つから成り立っています。

親権とは違い、財産の管理はできませんが、子供と一緒に暮らし、身の回りの世話をすることができる権利です。

いざ離婚となった時。夫婦の中の、妻だけ、あるいは夫だけが、親権を希望すれば、話はスムーズです。
しかし、ご夫婦共に親権を主張し、争ったらどうなるでしょうか?そうなのです。いつでもすんなり、希望する人が親権をとれるわけではありません。

子供が10歳未満とまだ幼いと、裁判になったとしても8割方、母親が親権者になるそうです。

現代では、男性の主夫も増えてきているとは言え、子供のお世話は、多くのご家庭で「母親」が担っている割合が多いのでしょう。また、三歳児神話を代表するように、幼児期の情緒の発達には、母親の手元で育てた方が良いという考え方もあります。

それを覆しても、「親権は自分が」と主張する夫がいたとします。
妻のあなたがもし、【子供と一緒にいたい】ということが大事であるなら、親権にこだわらず、「監護権」を主張し、監護者になってみてはいかがでしょうか?

親権をとれなくても、子供と共に生活することが出来ます。

親権者(例えば夫)が、子供の財産の管理をし、監護者(例えば妻)が、子供の世話をする。こんな離婚後の形もあるのです。

また、そのメリットとしては、離れて暮らすと、滞りがちになってしまう養育費についても、親権を夫に残すことにより、養育費不払いの抑止力とすることができます。

※注意点※

親権と監護権を分けた場合、監護者からすると、子供にトラブル等あった時に、親権者に連絡を取る必要が出てくる場合があります。その為、親権者と監護者が、コミュニケーションを取れる状態にあることは最低条件です。

ただ、仲の良かったご夫婦が、対極にある「離婚」に至る訳です。中には二度と、離婚後には顔を合わせたくない、声も聞きたくない、というご夫婦もいらっしゃるかもしれません。

そこまでとなると、非常時に協力することや、信頼関係も築けませんから、親権と監護権を二分化するのは難しいかと思います。

面会交流権

【 面会交流権とは 】

離婚後に生活を別にする、親と子供の交流を定める権利のことです。

親権について、夫婦での話し合いに失敗して、親権・監護権の両方を失ってしまったあなた。
でもまだ、嘆くことはありません。

親権は持たずとも、親子であることには変わりありません。そして、そこまでお子様に愛情を持ってらっしゃる方ならば、【面会交流】という方法で、離婚後もお子様と過ごすことができます。

面会交流は、子供が健やかに成長していく上で、離れて暮らす親との交流も必要なものとして、法律で定められています。これは、離れて暮らす親の権利でもあり、子供の為の権利でもあります。

まずは離婚の話し合いの時に、面会の頻度や、連絡方法を決めましょう。

我が家の面会交流

我が家では、子供が幼いころは、私が事前に、子供たちに「お父さんと行きたい場所」を確認。後は大人同士で、面会交流の日時を取り決めていました。日時を決めたら、当日、待ち合わせ場所まで、私が子供たちを送り、帰る時刻になると、待ち合わせ場所まで迎えに行くという形です。

子供たちは、お父さんが大好きです。遊園地等に一緒に遊びに行く以外にも、学校の発表会や運動会、入学式や卒業式などの行事も、お父さんに来てほしいと言うので、私から声掛けをします。すべては無理ですが、都合が合えば時折来てくれています。

今や長男は中学生になり、自分で父親に連絡を取れるようになりました。

離れて住んでいても、両親に愛されているという根幹は、子供にとって必要不可欠なことだと思いますので、今でもこうして、父子が仲良く過ごせていることが、子供にとって何よりなことだと思っています。

離婚後も親子は親子

いかがだったでしょうか?
今回、親権と監護権、そして面会交流権についてお話しました。

親権を得るには、まずは夫婦で話し合いをしましょう。そして次に、お互いに譲れないとなったら、「親権・監護権」を、夫婦で分けて持つ方法があります。

また、離婚後、どちらも持てず、子供と離れて暮らすことになってしまった場合にも、「面会交流」という形で、大事なお子様と、コミュニケーションをとっていくことができます。

離婚が、子供との永遠の別れではありません。

子供が大事だからこそ、親権の事に悩んでいらっしゃる皆さん。是非参考にしてみてくださいね。

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