早めに知っておきたい!養育費の金額と支払い期間について

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30歳の時に離婚した女です。結婚7年目、交際期間含めると8年目で離婚。離婚時子供は3人(0、2、5歳)いました。離婚した一番の理由はギャンブル、浮気です。離婚してよかったことは定額の養育費が振り込まれ生活が安定した点と元夫家族との同居が解消され精神的に楽になったこと。逆に大変だったのは「子供3人の子育て、家事と仕事の両立」です。離婚して後悔ありません。

子連れの離婚に向けて、大きな不安がある皆さん。
何が不安って、離婚後の生活にかかるお金のことが、一番不安になりませんか?

子どもと暮らしたい、子どもを育てたい皆さんは、「親権者」になることを選択するかと思います。しかし離婚をすると、子供の世話に加え、「衣食住」全てに必要なお金が、何十万と片親の肩にのしかかります。

特に現在、フルタイムで働いていない、パートや、専業主婦の方は、そのことを考えただけで気が遠くなり、離婚自体を躊躇してしまうのではないでしょうか。

そんな皆さんにお話ししたいのが、「養育費」のことです。
養育費は、離婚後の子供の生活を安定させるための制度の一つです。

聞いたことはあるけど、良く分からない方。また、その相場が気になる方のために、私の経験談を交えて、お話したいと思います。

養育費とは?

【 誰が払うの?養育費 】

赤ちゃんが、成長して成人し、社会にでるまでに必要な費用のことを、養育費と言います。
生きていく上で必要な、衣食住にかかる費用以外にも、学校や、病院にかかるお金も含まれます。
離婚した場合は、子供を養育する「親権者」ではない方が、支払うのが一般的です。

(離婚時に、もし夫婦の間で「離婚後に金銭のやり取りはしない」と、決めていたとしても、養育費は子どものためのお金なので、必要となった時には子供から親へ、請求することも可能です

養育費は誰が決める?

【 養育費の金額の決め方は? 】

それでは、養育費の金額は、誰がどうやって決めるのでしょうか?

実は、それぞれのご夫婦の話し合い次第となります。ご家庭によって、収入や環境も異なりますので、一概に決められないのです。
月々に3万円でも、5万円でも、年に50万円でも、200万円でも、間違いではないのです。

養育費の金額は夫の意見重視!

我が家では、この養育費の金額は、穏便に話し合いで決めました。

基準になったのは、離婚となる前の「生活費」の金額です。離婚前は毎月、一定額を夫の給料から頂いていたので、そこから月々にしていた貯金や、生命保険の金額などを省いて検討しました。

我が家で決めた、リアルな数字をお伝えしますと、養育費は、子ども1人あたり3万円。
「月に9万円」と決めました。

離婚時、夫は正社員勤務で、私は無職だったため、衣食住にかかるお金を考えると、子供3人分としては少なく感じました。しかし、養育費は1回、2回の事ではなく、毎月の支払が20年(子供が成人するまで)続く金額ですので、大事なのは支払いが続くことです。ここは、無理な金額にはせず、夫の意向に沿いました。

その後、私が働き始めてからは、養育費は月に6万円に変更しました。
この減額の意向は、夫ではなく、私から言い出したことです。「仕事を始めたので、来月からは養育費を減額して、月に6万円で良いよ」と伝えました。すると、遠慮なく翌月から、減額して養育費が振り込みされるようになりました。

『貰えるものは貰っとけばいいのに』というご意見の方も、いらっしゃると思います。しかし、やはりお互い無理なく、子供の為にも、良い協力関係でいるためには、できる時に、できる譲歩はしておいた方が良いかと思います。

いつ、どちらが倒れたり、入院したりするかは分かりません。イレギュラーな事態が起きても、快く対応してもらえるように、私は元夫に正直でいたいと考えています。

話し合いで決着つかず?!裁判所でも使われる養育費算定表とは

離婚後もこのように連絡の取れる相手なら、夫婦お互いの収入や、状況(失職や就職、再婚、入院など)、また、子どもの年齢の変化により、相談して金額を随時変更していくことも可能です。また、公正証書を作る場合には、その旨を記載することもできます。

このように、我が家では、夫婦間では揉めることなく、スムーズに養育費の金額が決まりました。
しかし中には、話し合いに決着がつかないご家庭もあるでしょう。そのような場合の為に、裁判所が作った「養育費算定表」というものがあります。

参考:東京家庭裁判所 養育費・婚姻費用算定表

この養育費算定表は、夫婦の年収、子どもの人数、子供の年齢によって、細かく金額が設定されています。
離婚後、親権者になるのは、母親の方が多いと思うのですが、ご自分の年収が0円の方ほど、「どのくらい貰えるのかな?」とご心配かと思います。

そこで、ここでは、親権者の収入が0円で、支払い義務者の年収が400万円(日本人の平均年収)の場合を、抜粋してお伝えしたいと思います。

【養育費算定表より】

●支払い義務者 年収400万円
子ども・1人(0~14歳)→4~6万円
子ども・2人(0~14歳)→6~8万円
子ども・3人(0~14歳)→6~8万円

子ども・1人(15~19歳)→6~8万円
子ども・2人(15~19歳)→8~10万円
子ども・3人(15~19歳)→8~10万円

このように、子どもの人数(1~3人)と、子どもの年齢(0~14歳)(15~19歳)によって、細かく金額が分かれています。

また、第一子が15歳で、第二子が10歳という場合でも、金額が変わってきます。

【 養育費の支払い期間は? 】

最も多い養育費の支払い期間は、20歳までです。

裁判になった場合も、原則として20歳までとされます。なぜなら、20歳で成人とされるからです。逆に、18歳だったとしても、結婚すると成人とみなされるので、この場合は、支払い義務は終了します。

離婚時の話し合いにより、支払い期間を20歳に限らないケースもあります。
高校卒業後、子どもが社会に出る前提で、18歳の3月までというケース。他にも、大学卒業するまでとして、22歳の3月までとするケースがあります。

我が家の場合は、養育費の支払い期間を、18歳の3月までと決めました。ただ、子どもが大学を志望することも十分に考えられます。万が一の時には、期間の延長をするか、その時に話し合う予定です。

ちなみに離婚時に、すでに大学に通わせている時には、大学を卒業するまでの支払い義務が生じる場合が多いそうです。

【 養育費の支払いはどんな方法がある? 】

一般的な養育費の支払い方法は、毎月決まった額を「振込」してもらう形かと思います。
毎月払いが続くか心配な方は、まとめて1回払いという方法もあります。

振込手数料が勿体ないからと言っても、「手渡し」は、離婚後の夫婦には、現実的ではありませんよね。「郵送」という方法もありますが、手間がかかってしまいます。

支払い義務者も、給料が出れば銀行に毎月行くことが想定されますよね。そこで、その給料が振込される銀行口座に、自分(親権者)も口座を作り、振り込みして貰うのが、一番スムーズな方法かと思います。

手間がかかると、不払いのリスクも高まります。一般的に「振込」は、口座番号や電話番号など、ATMでも入力することが多く、手間のかかるイメージです。そこで、その手間を少しでも軽減できるよう、事前に「振込カード」を作成し、支払い義務者に渡しておく方法もあります。

また、振込手数料に関してですが、銀行により、「同じ銀行の、同じ支店宛」なら、振込手数料無料な場合があります。

そして、支払い側も、受け取り側も、「ゆうちょ銀行」ですと、支店を気にすることなく、全国どこでも、月に3回まで送金手数料が無料です。そのため、「振込手数料が勿体ない」という方にはお勧めですよ。1回ずつは少額と思う手数料でも、長い目で見ると、振込手数料も高額になってしまいます。

【 銀行手数料:0歳~20歳まで振込みをした場合】

例1)手数料108円の場合×12か月×20年=25920円
例2)手数料324円の場合×12か月×20年=77760円

【 振込先に工夫すれば支払い継続につながる! 】

そして、養育費の振込先の設定ですが、ここに重要なポイントがあると思います。

一般的には、元夫→元妻のように、親権者名義の口座とすることが、多いと思います。しかし、離婚した相手宛に振り込むのは、後々、離婚相手に、自分が働いて稼いだ貴重なお金を搾取されているようで、嫌になってくる可能性もあります。

そこで我が家では、振込先を「子ども名義の口座」にしています。

養育費は、子供の為に支払われ、子どもの生活を支えているものです。その意味を、元夫に忘れさせない為にも、私は、養育費の振込先を、「子ども」名義にしておくと、効果的なのではないかと考えているからです。

子どもの生活を安定させる養育費

いかがだったでしょうか?
今回は養育費についてお話しました。

養育費はまず、夫婦の話し合いで決めましょう。話し合いで決まらなかった場合は、養育費算定表を参考にしてみましょう。またその際に、養育費の支払い期間、支払い方法を取り決めておくことが重要です。

そして、養育費の支払い義務者にとって、少しでも負担の少ない方法を、早めに検討しておくこと。それこそが、最終的に、子どもへの養育費支払い継続につながり、親権者にとっても、子どもにとっても、離婚後、安心な生活に向かえるのではないでしょうか。

養育費に関して不安のある方は、是非、参考にしてみてくださいね。

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