子供の教育方針の違いで離婚を選んだ私の話

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38歳の時に離婚した男です。結婚9年目、交際期間含めると10年目で離婚。離婚時子供は2人(8歳、5歳)いました。離婚した一番の理由は価値観の違いによる妻への不信感です。離婚してよかったことは心身ともに楽になったこと。逆に大変だったのは子供を手放した心の穴、傷を埋めること。でも離婚して全く後悔ありません。

『子供の教育方針で離婚?』

驚かれる方も多いと思います。

子供のためには離婚せず、両親がそろっている方が良い、ほとんどの方はそう思うでしょう。

離婚が珍しくなくなった現在でも、片親である、と言うことが子供になにがしかの負担を掛けているのではないかと苦しんでいる方が多いと聞きます。

私も出来れば離婚したくなかったし、可愛い娘達との生活を捨てたくはありませんでした。しかし、だれしもがそうだと思いますが、どうしようもなく我慢ならなかった。自分の中で離婚以外選択肢が見つからなかった。それが本当の所です。

愛する娘達

私には三つ違いの二人の娘がいます。離婚を決意したときは長女が小学二年生で8歳、次女が5歳で幼稚園の年中さんでした。

私は結婚当初から仕事でうちを開けることが多く、毎日娘達の顔を見ることは出来ませんでしたが、在宅の時は、精一杯子供達を可愛がりました。溺愛と言っても良いかもしれません。

遊園地や海水浴、旅行など、体力の続く限り、家庭サービスもやっていたつもりです。子供が女の子だけ、ということで、特別な緊張感もなく、可愛いばっかりで、まさに蝶よ花よ、と育てていました。

教育方針が原因で離婚になった経緯

父親としての私と娘達の間は、本当に仲が良く、食事の時はどちらが私の隣に座るかで娘達が争う、と言ったような状況でした。

しかし、そこに問題として常に出て来たのが、妻との意見の相違です。

私は、長女の習い事はそろばんが良いと思っていました。

そろばんを習っておくと、計算が強くなって、学校に上がってからも楽であること、そして、習字(書道)をして、きれいな字を書けるようになれば、一生の財産になるという考えから、そろばん、書道を習わせたかったのです。

そのことを妻に伝えたのですが、驚くべき事に、いつの間にかストリートダンスの教室に通わせていたのです。

ストリートダンスをやるのは悪いとは言いませんでしたが、それはそれとして、きちんと、そろばんと習字はやらせなさい、そう言いましたが、全く聞き入れませんでした。

ほどなく次女も成長し、これもまた同じ様なこと。私がうちに居ないことを良い事にして、全く無視を貫かれてしまいました。

芸能活動だけはさせたくなかった私と真逆の意見の妻

そして、小学校にあがろうと言う頃、長女から『児童劇団に入りたい』との要望がありました。子供が自分から言うはずがありません。

妻がそそのかし背中を押したのです。妻は元々、芸能界にあこがれる気持ちを持っており、ベビーモデルにも応募しようとしていた事がありましたが、事あるごとに阻止していました。

もちろん、児童劇団の話も、大反対しました。決して許さない、そう厳しく伝えました。

反対した理由はすべては書けませんが、とにかく、しとやかに普通の女の子として娘達には育って欲しかったのです。

しかし、結果としてはこれも無視されてしまったのです。

出張先で、長女は優秀な成績で○○劇団に合格しました、とのメールを読む事になります。

帰宅してから、反対したのに何故受験させたのか、何故入団させようとしているのか、きつく詰問しました。

長女も行きたいというし、次女もちゃんと面倒を見るから、また、劇団では行儀見習いもきちんとしてくれるから、との事で、『芸能活動をしないならば』という条件付きで黙認することにしました。

劇団の活動を理由に、家の大事な行事に参加しようとせず、次女もほったらかしにして、出かけていく、そんな日々が続くようになります。そして、来るべき時が来ます。

妻が娘に芸能活動をさせたのです。

娘に芸能活動をさせたことが原因となり離を決意

ある日、家族みんなで食事をしている時に、電話が掛かってきました。

『はい、わかりました。何時に○○ですね。』

と妻が答えているのを聞いて、ピンときました。『まさか芸能活動させるつもりではないだろうな』妻は否定しませんでした。

私は強く止めました。約束なのですから、当然です。

それまでいろんな事を我慢して、容認してきましたが、これだけは譲れない一線でした。

「どうしても行くなら離婚だ。」と私は伝えましたが、翌朝この言葉も無視して妻は長女を連れて出かけていきました。

『いってきまーす』という言葉をベッドで聞いた私は『離婚』を決意したのです。

価値観の相違が教育方針に現れる

『子供の教育方針』が離婚の原因になった・・・これは表面的なものかもしれません。

夫婦それぞれの価値観が子供の教育方針に如実に表れるからです。

私は娘達を優しくかつ厳しく、清らかな花の様な日本女性に育て、幸せな結婚をしてほしいと望んでいました。

しかし、どうも妻は違ったようです。赤ちゃんの頃からベビーモデルにしようとし、常に華やかな世界に子供を入れたがりました。

それはもしかしたら、自分もその世界に入りたかったのかも知れません。

見合いで結婚したのですが、私が出張がちでうちに居ないため、『好きに言わせておけばいい。留守中は自分の自由になるんだから』そういう気持ちが定着してしまったのでしょう。

子供の事だけではありません。他のすべての事も好き勝手にされていました。

夫婦の価値観

教育方針の違いは、夫婦二人の価値観の違いであると共にお互いの両親の価値観の違いでもあります。

つまりはそれぞれの家の考えの違いですから、お互い平行線で交わることがありません。

子供の教育には親の夢が反映する

教育というのはどういう子供に育てたいかという親の夢が反映するわけですから、譲れないのです。

どちらも子供の事を思って主張するのかも知れません。妻も『私がお腹を痛めて生んだ子を変な世界に入れるはずがないじゃない』と言いましたが、私はその言葉自体が理解不能でした。

妻がまったく譲ろうとしない、ましてや、留守中にやりたい放題やる。そこから生まれるのは『強烈な不信感』だったのです。

離婚は精神的に大きな負担となるが、価値観の相違はそれをも超える

その後の裁判でも、私は陳述書にあること無いこと書かれ、娘も財産もすべて失いました。娘を失った傷は深く、心療内科にも通いました。

しかし、あの不信感と屈辱にまみれた生活よりはずっとマシでした。『そのくらい我慢して、仮面夫婦でも続けたらよかったのに』という言葉もありました。

でも、離婚というのはどうにも我慢ならないからするものなのです。

私は娘達にも妻にも出来る限りの愛情を注ぎましたし、家庭を大切にしていたつもりです。それでも、ダメなときはダメなのです。話合ってもダメなモノはダメ。価値観の相違というのは夫婦生活において決定的な溝を築いてしまうものなのです。

6 コメント

  1. 奥さんがお子さんにダンススクールに通わせた経由がハッキリ書いてないのは、なぜですか?

    なぜお子さん自ら入団するはずがなく、奥さんがそそのかしたと思った経由は、書かないんですか?

    この文面からして、何も知らないこちら(閲覧側)としては、どこをどう見ても貴方側にも離婚原因があるとしか思えません。

    なぜなら、子供が興味を持って続けられる習い事を応援して何がいけないのでしょうか?

    奥さんがそそのかしたと言うとは、貴方の見解であり、お子さん自身の意思無しで、オーディションや稽古など頑張る事ができるでしょうか?

    それは、応援してくれる事が単純に嬉しかったのかもしれないし、本当に芸能活動に夢を持っていたのかもしれません。

    その真実は、貴方にも分からないでしょ?

    だって、出張がちで子供の面倒は、妻に任せっきりなのに、これだけ(実際の奥さんのストレスの根源である貴方のモラハラ発言は、もっとたくさんあったでしょうけど)文句たらたら言われて、子供にとってもただでさえあまり家に居ない父がいつも一緒に居てくれる母と喧嘩(空気だけでも伝わると思いますよ)して家の中がピリピリして、父の意見など耳に入らないのが正常な感情だと思います。

    貴方は、威厳ある父でありたいが妻も子も自分の言う事を聞かないから離婚を進めて娘を失った被害者だと文面にあらわれていますが、子供が一生懸命になれるものが見つかり応援してあげている奥さんは、いい妻だと思いますよ。

    お子さんも貴方に気を使う事なく、自分の夢をしっかり持たれて素敵な家族ですね。

    貴方が大人になるべきです。

    これから一生、しっかり後悔してください。

  2. 「だって、出張がちで子供の面倒は、妻に任せっきりなのに、これだけ(実際の奥さんのストレスの根源である貴方のモラハラ発言は、もっとたくさんあったでしょうけど)文句たらたら言われて、子供にとってもただでさえあまり家に居ない父がいつも一緒に居てくれる母と喧嘩(空気だけでも伝わると思いますよ)して家の中がピリピリして、父の意見など耳に入らないのが正常な感情だと思います。」

    あの〜、誰だって好きで家を留守にしてる訳じゃないでしょ?
    男が家庭を第一に考えて最愛の家族を守る為に一生懸命働いて、妻が夫の想いとともに子育てや家事に専念するのが普通の考え方じゃないですか?
    それに対して妻が子育てを任せきりにされてると思うなら代わりに社会に出て働いてきてよと思うのが当然じゃないですか?

    そもそも世の中の妻が上のコメントのようなそんな考え方してること自体が、旦那が妻を嫌がる原因なんですよ?
    それがエスカレートして離婚まで発展する訳だし女は自分勝手すぎる人が多いと思います。

  3. 意見の相違はどこの家庭でもあるものだと思います。
    しかし、家庭のために外で働く主人の意見が無視され続けたことが問題なのではないかと思います。奥さんも主人の意見を別の観点で聞き入れた方が良かったと思います。主人の意見を無視し続けてやりたいことがあるならば、外に働きに出て別収入でやり、まさに女性として自立すべきだと思います。

  4. 夫婦の意見は違うもの。
    それよりも、今回の場合は
    夫が子供としっかり話すべき。

    なんで逃げちゃったの?

  5. なんで、仕事頑張って稼げるようになったんだろ?家族にお金が無く不憫な思いをさせたくない一心で仕事に打ち込んで。
    結果、人並み以上の収入を家庭にもたらせるようになったけど。気が付けば、離婚寸前。子供達の教育方針の違い、「仕事ばかりで、めんどう見てこないのが悪い」の一言。

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