なぜ連れ子は虐待されやすいのか?を考えてみた

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27歳の時に離婚した女です。結婚5年目、交際期間含めると7年目で離婚。離婚時子供は1人(4歳)いました。離婚した一番の理由は夫からのDVです。離婚してよかったことは自分のペースで生きられること。逆に大変だったのは「一人で子供を育てる責任」です。でも離婚して全く後悔ありません。

両親の離婚において、子供に責任は一切ありません。

なのに両親の身勝手な理由で住居や学校が変わり、望んでいないのに強制的に生活を変えさせられます。

それは引き取られた方の親の恋愛や再婚に関しても同様です。

子供の本心がどうであれ、どんな時も最終的な判断を下すのは紛れもない肉親なのですから。

…私は子連れでの再婚を経験しています。

幸い大きなトラブルもなく、今は楽しく生活できていますが、やはり当時小学校低学年だった娘は引っ越しや転校をさせられ、私たちが相当の負担を強いてしまったように思います。

ですが、私は子連れでの再婚において子供が幸せになれる保証があることを確信して再婚を決意したつもりです。

そんな中、減ることのない連れ子への虐待。ニュースで目にするたびに、いつも胸を締め付けられます。

ですが、目に見えて身体に大きな傷ができたり死に至るような虐待は、大きくメディアで取り上げられますが、実は虐待は身体的な暴力だけを指すのではありません。

特に連れ子の立場の子供たちが抱えている心の傷は目に見えないだけで、相当深く子供たちを傷つけているようです。

一体、連れ子への身体的、精神的虐待はどうして起きてしまうのでしょうか。

今回は離婚・再婚の多い現代の日本が抱える一つの大きな問題を取り上げてみます。

子供への虐待の種類

子供への虐待の種類は主に4つに分けられます。

身体的虐待

虐待と言われ一番に思い浮かぶのがこの身体的虐待です。

最近では「殴る・叩く・蹴る」など、外傷が残るような暴力によって世間の目に触れてしまうのを恐れて、「髪の毛を持って引きずり回す」「浴槽に数秒間沈める」など一見他人にはバレにくい方法で子供を痛めつけることも多いようです。

大抵の親は「子供が言うことを聞かないので躾のため」だと言います。

ですが、これらの暴力はこれは躾ではなくただの犯罪です。

身体的虐待における暴力はほとんどが1度や2度では収まらずエスカレートしていきます。

大の大人の加減のない力で、子供を痛めつけるのです。

最悪の場合死に至ることもある、残忍極まりない虐待です。

心理的(精神的)虐待

心理的虐待は心への暴力です。

威圧的な態度で脅したり、大声でどなったり、または子供の嫌がることをわざと言い続けたりして、子供の心に大きな傷を作ります。

また、兄弟の中で明らかに差別があり、それを見せつけること。

それから、子供のことを無視したり、拒絶してしまうこともこの精神的虐待に当てはまります。

これらの心理的虐待は、虐待している(されている)認識がないことも多く、また周囲の人もなかなか気づいてあげることができないので、認知されにくい「見えない虐待」であると言えます。

性的虐待

性的虐待とは、子供に対して親から性的な行為を見せたり、要求したり、実際にさせたりする虐待です。

昔は実の父親から娘に対する性行為を、母親は全く知らなかったというケースが主でした。

しかし最近では、母親の再婚相手や交際相手から性的な虐待を受け、母親も夫や彼に嫌われたくない一心から見て見ぬふりするケースも多いようです。

厚生労働省のHPに掲載されている「第19回児童虐待防止対策協議会」をみると、性的虐待の加害者は「養・継父等」である割合が実父と比べて大きく高いのがわかります。

「第19回児童虐待防止対策協議会」より

この性的虐待は、被害を受けた子供が周囲には非常に相談しづらいため、こちらも周りに認知されないまま虐待がいつまでも継続していってしまいます。

ネグレクト

ネグレクトとは子供の健康や身の安全など親が本来、自然にできるはずの子供を育て、守るという行為を怠ることです。

具体的には、

・食事や衣服を与えない
・お風呂に入れない、おむつの交換など排せつ物の処理を怠る
・子供を学校に行かせない
・子供を家に放置したまま、長時間外出する

など、要するに一言でまとめると「育児放棄」であり、発育や知能の発達の遅れや、健康までも損なうことがあります。

「子供に有害なことを与える」他の虐待とは対照的にネグレクトは「子供に何もしない、与えない」ことが特徴です。

稀にネグレクトは身体的虐待や、心理的虐待などと併行しておこなわれることもありますが、毎日同じ服を着ている、不潔にしているといったような見た目に表れることが多いので、注意をして見ていれば周囲の大人が気づくことができ、最悪の事態を回避することができるでしょう。

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何故、連れ子への虐待が多いのか

では、一体何故連れ子に対し、虐待をはたらいてしまうのでしょうか。その心理について考えてみました。

連れ子への虐待が多い理由①男性は本能で他人の子を愛せない

母性本能のない男性には、血のつながりのない子供に愛情を持つことは元々難しいと言えます。

それにプラスして、動物としての本能で「他人(ライバル)の遺伝子を受け継いだ子供は敵であり、排除する」という習性があるようで、ライオンやチンパンジーなどの動物は以前のボスの子供を殺してしまいます。

普段は人間の持つ理性によってその本能が無意識に抑えられ、連れ子でもを可愛がることができます。

そして一生その本能を抑えられる人もいます。

しかしそれが何らかのきっかけで本能がむき出しになった時に、連れ子に対して虐待をしてしまうのだろうと考えられるのです。

連れ子の虐待が多い理由②子供による母親、継父への態度

子供が母親の新しい交際相手に対し、最初から嬉しいという感情を抱くことは少ないのではないでしょうか。

年齢や性別によって感じ方は異なると思いますが、ある程度の年齢になった子の中には、

「お父さんを取られた。」
「この人といる時のお母さんが、何だかいつもと違って見えて嫌だ」

などと感じる子もいると思います。

そのような思いが子供の態度に表れた時、本来ならば子供の思いを尊重し寄り添って、家族の問題として付き合わなければなりません。

しかし、虐待をしてしまうような母親や継父はそんな子供に対し「面白くない、せっかく育ててやってるのに」という気持ちになってしまうのでしょう。

そして次第に虐待へと発展してしまうのではないでしょうか。

連れ子の虐待が多い理由③母親が相手に強く言えない

シングルマザーから再婚した女性にとって、

「もう2度と離婚したくない」
「子連れなのに私と結婚してくれたこの人を放したくない」

という気持ちは強いものなのではないでしょうか。

このように嫌われたくない思いから、相手の男性に逆らったり強気に出ることができず、虐待の兆候があっても見て見ぬふりをしてしまったり、一緒に虐待行為に及んだりしてしまうと考えられます。

何があっても、絶対に子供を守らなくてはならない母親とはあまりにもかけ離れたこの思考に、同じ女性として心から軽蔑します。

終わりに…もし連れ子への虐待が発生してしまったら…

いかがでしたでしょうか。

子供は親を選べません。

そして、離婚をしても再婚をしても、虐待をされても、子供はどんな時でもお母さんが一番なんです。

私も冒頭でお話したように、娘には我慢をたくさんさせました。でもどんな時でもこんな母親を愛し、笑顔で付いてきてくれます。

そして交際時や再婚後の連れ子に対する虐待は、我が子に起きてもおかしくなかった問題だからこそ、とても深く考えますし、許せません。

もしも相手男性による、我が子への虐待が発覚してしまったら…。どうやって止めさせよう、修復しようなんて考えは一切捨ててください。

はっきり言って、1回でも起きてしまったらもう修復は不可能です。

仮に相手がもうしないと誓っても、子供の心についてしまった傷がなくなることはありません。一刻も早く別れてください。

そしてもし、自分も暴力を奮われていて別れを切り出せない場合は、すぐに子供を連れて逃げてください。

虐待から我が子を守れるのは、母親しかいないのですから。

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