実録!DV夫との調停離婚の費用はたったの6000円だった

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27歳の時に離婚した女です。結婚5年目、交際期間含めると7年目で離婚。離婚時子供は1人(4歳)いました。離婚した一番の理由は夫からのDVです。離婚してよかったことは自分のペースで生きられること。逆に大変だったのは「一人で子供を育てる責任」です。でも離婚して全く後悔ありません。

DVに長い間耐え続け、ついに離婚を決意した時。

相手がDV夫の場合は、協議で円満離婚できる可能性なんてほとんどないですよね。

となると、最初に考えられる方法は、調停離婚かと思います。

私も付き合い始めから数えて7年間に渡るDV夫との生活を、調停離婚によって終わらせました。

はっきり言って離婚は心身共に疲弊します。

よく結婚の100倍大変といったことを耳にしますが、本当にその通りだと思います。

しかし、乗り越えた先には必ずDVから解放された自由が待っているんです。

私は調停離婚をしたことで、自分たちの今までの生活が間違いであったとより一層確信でき、離婚に対して1ミリも後悔はしていません。

今日は私が実際に行った調停離婚の体験を踏まえ、調停離婚とは何なのか、どれくらいの費用が掛かるのか…についてお話したいと思います。

調停離婚とは

離婚調停とは、家庭裁判所で行われる夫婦関係調整調停(夫婦間に第三者である調停委員が仲介役として入り、両者の関係を調整するもの)のひとつで申立人が離婚を求めているものです。離婚時の話し合いにおいて、中立な立場である調停委員の関与の下、夫婦が話し合いをしていく場です。

出典:best-legal.jp 

私たちの場合は、私が申立人となり家庭裁判所に申請をしました。

私は最初から弁護士をつけなくてはならないのかと、金銭面で不安になっていましたが、第三者である調停員が双方の話を整理し、話を進めてくれるので必ずつけなくてはいけないという訳ではありません。

ただし弁護士を付けた場合、高いお金を払ってまで離婚をしたい強い意志があるのかという心証を受けるので、いくら中立の立場とは言え調停員からの印象は違ってくることもあるようです。

私は弁護士を付けずに離婚調停をし、期間は1ヶ月に1度。6回目の調停で無事離婚が成立しました。

ちなみに調停は半年から長くて1年くらいかかる場合もあるそうですが、大抵は話し合いが平行線でこれ以上は無意味だと判断された場合、途中で不成立となり調停は終了となるそうです。

私も子供の親権についてなかなか決着がつかず、調停員の方から

「あと1回で決まらなかったら、不成立にして離婚訴訟起こし、裁判することを考えてみては?」

と言われかなり焦りましたが、なんとか最後の1回で慰謝料・養育費の請求は一切しないことを条件に親権は私が取り、離婚が成立しました。

経済的DVでもあった元夫は、親権が欲しかったわけではなく、私に1円も払いたくなかったことから親権を主張しただけでした。本当に最悪です。

調停離婚にかかる費用

申し立て手数料


まず調停離婚を申し立てるにあたり、「夫婦関係事件調停申立書」という書面を、裁判所のHPよりダウンロードします。

この書面と、申し立て手数料として収入印紙1,200円分を郵便局やコンビニなどで購入し、一緒に納めます。

大きい裁判所ですと裁判所内で売っていることもあるようですが、原則として離婚調停は、相手側の居住地の最寄りの家庭裁判所で行わなくてはならないため、事前に購入して持って行った方がいいと思います。

ちなみにこの調停申立書ですが、調停員が二人の状況を知る最初の手がかりになりますので、あまり相手を貶める言い回しはせず、でも自分が苦しんできたDVの被害を正直にアピールして書くといいと思います。

ですので、記入は慎重に丁寧に行いましょう。

予納郵券

郵券とは切手のことです。申し立てた家庭裁判所から相手側に対して書類を送るための切手代を、申立人が負担しなくてはいけません。

私の場合800円分でしたが、裁判所ごとに多少違うそうなので、申し立てる裁判所に問い合わせてみて下さい。

…相手のために800円ですら払うのは惜しいですが、これで離婚に前進できるのだと思えば破格のように感じますよね。


必要書類

本籍のある役所から戸籍謄本450円を取得します。

本籍地が遠い場合、郵送で取り寄せることになるので、別途切手代などもかかってきます。

また、住民票200円(市区町村によって異なるみたいです)も必要です。


その他

コピーや現像代など

DVによる離婚調停には、DVの証拠を調停員に見せることが重要になります。

普段手帳などに日記を書いている人はそれが十分な証拠になりますし、後から思い出して書いたものでも大丈夫だそうです。

私の場合は「この時何があって何をされた」「この日にあの事件が起こった」などを時系列にまとめたレポートを作成しました。

それを自分用、調停員用、自宅保管用など複数枚ずつコピー。

それからメモリーカードに残してあった痣や、壁にあいた穴の画像など、暴力の証拠になるものを何枚か現像しました。

また、当時の私は無知だったので用意できませんでしたが、DVを受けた時に病院へ行き、診断書を貰っておくのが何よりの証拠になるようです。

そうなると、受診料や診断書を発行する際の費用などもかかってきますね。

その他に調停記録をコピーすることがあるのでそのコピー代、裁判所に書面を提出する際の郵便代なども負担しました。

交通費

先ほどもお話したように、離婚調停を行う家庭裁判所は、相手側の居住地の近くになります。

DV被害者の調停離婚の場合、相手からの報復を避けるため、ほとんどが別居してから行うのではないでしょうか。

DV夫は怒らせたら何をするかわかりませんから、自分の身を守るためにも絶対に別居をオススメします。

実際私は、調停員には絶対に鉢合うことのないように、来所・退所時間をずらし、別室で待機させてもらうよう徹底してもらっていました。

ですから2県先の実家近くのアパートから車で毎月通っていた私は、ガソリン代などの交通費がその他にかかりました。

これが調停離婚において私には一番大きい出費だったかと思います。

離婚調停成立時にかかる費用

離婚届を提出する際に、必要となる「調停調書謄本」を取得します。

1枚あたり150円をこちらも収入印紙で納めます。

私はしませんでしたが、年金分割手続きも行う方はもう1枚必要になるようです。

それから調停調書の正本が必要な場合(双方で合意した慰謝料や養育費などの支払いがなされなかった時など)その郵送代は1000円強かかるようですが、こちらも私は慰謝料も養育費も貰わなかったので必要ありませんでした。

最後に…

これらを合わせて、私が調停離婚にかかった費用は交通費を入れても6,000~7,000円ほどしか、かかりませんでした。もっとかかるものだと思っていたので、金額面ではとても安心しました。

ただ離婚調停で決着がつかず、離婚裁判に進んだ場合、そこではたくさんの費用が必要になってしまうかと思います。

…1度は心を通わせ、愛していた人とのたった1枚の離婚届を書くために、毎月裁判所という慣れない場所で忘れてしまいたい過去を話すのは本当に辛く、帰りの車の中では毎回泣いていました。

また、調停員がたまに元夫を擁護するような発言をすると、私の味方はどこにもいないのではないかと孤独感と焦燥感でいっぱいになりました。

弁護士をつけるメリットの一つとしては、そういった部分をカバーしてくれるところにもあるかもしれませんね。

私はトータル7年の元夫との生活の中で、離婚を決意したのは最後の数か月になってからです。それまでは、いつか改心してくれるのではないかと、心の中でいつも期待していたのだと思います。

最後に現在、DV被害に悩み毎日苦しんでいる方へ。

これは当時調停員に言われたことですが、DV夫が口先だけでなく本当に改心した例は彼の知る所1例もないそうです。

多くの方がDVから解放される1歩を踏み出せますように。

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