離婚した最低な旦那(旦那と呼ぶのも気持ち悪いので、この先からは「バカ旦那」と書かせていただきますね。笑)は、唖然とするくらいの大嘘つきでした。
大嘘つきって言葉が生温いほど、口から出る言葉が全て嘘の塊で、今さらながらそんな男と結婚してしまった自分に嫌気がさします。
この記事では、虚言癖のあるどうしようもないバカ旦那の嘘つきエピソードを紹介してみたいと思います。
かわいそうな自分を演出する嘘
「お前に会っている時だけが本当の自分を出せる」
出会って2週間目に言われました。
当時バツ1の私は子供を育てていく為、足りない生活費を週3~4日程、友人の勤めるスナックでアルバイトをしていました。
そこでお客として来ていたのがバカ旦那。知り合った当初からとても熱心にアプローチされていて不思議に思ってました。
「嫁とうまくいってない」
「子供と過ごしたいのに嫁や嫁の親が邪魔をする」
「嫁は家の事を何もしないで実家に入り浸っている」
「俺の居場所がない」
etc・・・
もちろん初めは何の感情もなく、「かわいそうな人だな・・・」とは思いましたが、他人の家庭には興味なく、ただお店の客としてつかむため、話は聞いてあげていました。
連絡先を交換して、ちょくちょく連絡が来るようになると、「お店以外でも会ってほしい」と言われるようになりました。
私は「結婚している人とお店以外で会うことはできない」と言い訳にし、逃げていましたが、誘われ続けて2週間後、「今日離婚した。お前と一緒にいたい。」と言われ、びっくりしましたが、そこまで言ってくれるんだったらと、付き合いが始まりました。
後でわかった話ですが、元奥さんもこのバカ旦那にはほとほと泣かされたらしく、酒浸り、浮気癖、スナック通い、借金などでかなり苦労していたそうです。
見かねた奥さんの実家が仲裁に入り、なんとかうまくまとめようとしていましたが、それでもお酒やスナック通いをやめないバカ旦那に嫌気がさし、離婚したそうです。
離婚の原因を、自分を正当化したい為、さも自分がないがしろにされてきた・・・と言っていたバカ旦那。
きっと離婚は決まっていて、ひとりではさみしいから後釜に私を選んだのでしょう。信じた私がバカでした。
全部嘘?甘い言葉のオンパレード
「もうがんばらなくていいよ。俺に任せとけば大丈夫。」
付き合い始めた時から何度となく言われた言葉です。
それまで、女一人でしかも誰とも付き合わず、ひたすら子供たちだけの為に働き続けていた私にとって、この言葉にはかなり酔わされてしまいました。
離婚して、何の資格もなく、手に職もない私は切り詰めながら生活しており、「いつか子供たちを旅行に連れて行ってあげたい」って言うのが夢でした。
週6日朝から夕方までパートで働き3日~4日はスナックでアルバイト。朝方帰ってきて、2時間程寝て子供たちを学校に送り出す準備。
正直毎日がクタクタでした。
口がうまく、おしゃべりも楽しい男だったので、バツ1で疲れた女を優しい言葉で落とすのなんて訳なかったと思います。隙を見せた私の大失敗です。
離婚して、ひとりで子供を育てていると、「子供に我慢させたくない」「片親でも立派に育ててみせる」っていう気持ちが強くなって頑張りすぎる事があると思うんです。
そんな時にちょっとした隙をついて入り込んでくるような最悪な男っているんですよね。
「この人と結婚したら、子供たちと一緒に過ごす時間が増える」
「好きでもない水商売を辞められる」
「この人に子供と一緒に守ってもらえる」
などなど・・・
甘い言葉にまんまと乗せられ、妊娠し結婚してしまいました。
女関係もわかりやすい嘘で固めるバカ旦那
再婚しても子供との時間を大事にしていた私は、ある程度ならスナックやラウンジの女の子からの連絡や、女友達からの誘いの連絡も気にしないようにしていました。
だけど、バカ旦那は違い、私の携帯が鳴ると必ず「誰?」「男?」と聞いてきます。
少しぐらいなら「やきもち」と笑って言えるかもしれませんが、この男の場合度が過ぎていて、メールや着信履歴をチェックするのは当たり前で、ひどい時は携帯を何度か壊されたりしました。
いい加減我慢できなくなり、逆に私がバカ旦那の女の子からのメールを指摘すると、「そんなメールはきていない」の一点張り。
「メール見たから知ってるのに」って言うと、その場で携帯のメールを削除し、「自分で見てみろ!メールとかきていない!」と逆切れ・・・アホ過ぎて一瞬目が点・・・になったくらいです。
そして毎日のように「ほかの女からの連絡は一切取っていない。せっかくおまえと一緒になれたのに、お前が離れるくらいなら他の今までの付き合いとか全部切る」などと大真面目な顔で言ってくる・・・
他にもいろいろありました。
明らかに酔ってお酒のにおいをぷんぷんさせて帰ってきているのに、「飲み屋には付き合いで行ったけど、酒は一滴も飲んでない。」・・・
電話が入ると(きっと飲み屋の女の子からの営業電話でしょう。)あわてて「仕事が入った」とお風呂に入り、作業着は着て出るんですが髪の毛はきれいにセットし、香水を付け、極めつけは私服(チャラチャラした感じの服)をバッグに詰め込んでいそいそと出かけて行く。
もちろんいつも酔っぱらって朝方近くに帰ってきていました。他にも言いだしたらきキリがないほど、真面目な顔であきらかに嘘ってわかる事を恥ずかしげもなく言っていました。
お金がないのは全部人のせいにする嘘発言
生活していくと、いろんな嘘が発覚し、もうほとんど信じられなくなっていました。毎月の給料も明細を見ると「前借」という項目で、10万以上の記載がありました。
この理由も「友人が飲み屋の返済に困っていて貸してあげた」別の日は「前の嫁が養育費が足りないと言って会社に訴えてきた」など、日によって言ってる内容がばらばら・・・
とにかく、生活費をきちんと渡してくれればよかったんですが、問いただすと理由はバラバラで、もっぱら人の為・・・もしくは人のせいにして、しまいには私が再婚する前から持っている家具や家電を質入れし「ここで質入れするのは友人を助けるため。すぐに買い戻すから」という始末。
嘘を信じさせるため、友人にも口裏合わせを頼む。もちろん買い戻せるわけもなく、ただただ家にあるものが徐々になくなっていき、借金が増えて行くだけ。なのに「仕事」と言って、嘘をついては飲み屋に通う・・・。
さすがに私も我慢できず、何を言われても信じることは出来なくなりました。そして1年足らずで離婚。それもすんなりいくわけがなく、離婚調停で申し立てしました。
嘘がばれると大声でわめき散らす
家庭裁判所での聞き取りでも、私に男がいて生活費をつぎ込んでいた、私が貴金属が好きで買い漁っていた、私が前の旦那と浮気していた・・・などなど言っていたそうです。
妊娠していた時期にそんなことが出来るはずもなく、バカ旦那の言動や態度からも明らかに信じてはもらえなかったようですが・・・
この離婚調停の前日がバカ旦那の給料日で、溜まっている光熱費の支払いの為、預かっていた通帳から5万円程おろしたんですが、「そのお金を返してほしいと相手側が言っている。そのお金を渡して、さっさと離婚得続きをしたほうがいい」とあきれた表情で言われました。
離婚に納得いかず、「なんでお前たちに離婚する、しないを言われなきゃいけないんだ!」「浮気したのはあっちなのにどうして俺が5万も取られなきゃいけないんだ!」と大きな声でわめき散らしていたそうです。
もう恥ずかしいやら、馬鹿らしいやらで、付き添ってもらった妹と呆然としました。もちろん悔しかったけど、とにかく1秒でも早く離婚したかったので、その5万はバカ旦那に渡しました。
その後しばらくして無事に離婚することが出来ましたが、バカな男を信じて結婚した私には大きな借金が残ってしまいました。その話はまたいつかお伝えしたいと思います。
バツ1で子供を女一人で育てていると、生活するのがやっとだったりします。
そんなときに甘い言葉をささやかれ、呪文のように毎日「大丈夫」と言われると、ほんと大丈夫な気がしてくるんですよね・・・。
そこが私の一番の隙だったのでしょう。おかげでとても悲惨な再婚生活を送る羽目になりました。
もし、結婚や再婚を考えている方がこの記事を読んでくださっているならば、ぜひ、もう一度相手の言葉や態度をじっくりと観察してみてください。
その時はつらいかもしれませんが、一緒になったほうが必ず後悔すると思います。しっかりと相手を見極めて、幸せな結婚、再婚をしてください。
私も同じ境遇です。浮気され、カード使われ自己破産。5人のシングルマザーです。元旦那は再婚し、その再婚相手がSNSで、私の中傷。元旦那の嘘を信じて。最低な嘘で自分の子供じゃないと。ストーカー元嫁と思ってるみたい。こっちから別れたんですが?働かない嘘つき借金野郎と。いつか目を覚ますといいなぁ。そいつは疫病神だと
「出会いがスナック」っで読むのやめた。